毎週お届けする、FFCC生産者紹介
第2回は宮崎県の山地で【放牧スタイル】の黒毛和牛を生産している鏡山牧場の八崎さんの登場です
八埼さんは【ただ自然な牛肉】を育てることをテーマに放牧で牧草を食べさせて育てる肥育方法のグラスフェッドを育てております。
日本では珍しい黒毛和牛の自然放牧
とても勉強になりますので是非ご参考ください
以下、HPより
世界的にブームとなっているグラスフェッドビーフ。近年では海外から輸入されたものが高級スーパーやレストランなどで提供されている一方、国内でグラスフェッドビーフの生産に取り組む牧場はほとんどありません。そんな中、鏡山牧場の国産・黒毛和牛のグラスフェッドビーフに注目が集まっています。当牧場は世界的にも評価の高い宮崎の黒毛和牛を放牧で育てることにより、程よくサシが入った健康的で美味しい赤身肉の開発に成功しました。
放牧という畜産スタイルは、アニマルウェルフェアの観点からも世界的な評価が高まっています。アニマルウェルフェアとは、食肉として人に食される運命にある家畜であっても、その動物らしい生き方をさせようという倫理観に基づく国際的な理念で、日本もこれに加盟しています。牛たちがストレスなく、健康に生きられるように、愛情を持って育てることは、生産者の大きな責任なのです。
鏡山牧場で育つ牛は、国内の食肉牛では珍しい「放牧スタイル」で黒毛和牛を生産しています。
牛を牛舎で飼い、主に穀物類を飼料とする肥育方法をグレインフェッドと呼ぶのに対し、放牧で牧草を食べさせて育てる肥育方法はグラスフェッドと呼びます。
グレインフェッドビーフは、牛舎で行動を抑制し糖質の多い穀物類を食べて育つため、脂肪分が豊富で「サシ」がしっかり入った、まさにとろけるような牛肉です。一般に黒毛和牛といえばこの方法を取りますが、鏡山牧場では放牧で牛を自由に行動させるので余計な脂肪分がつかない赤身のうまさが凝縮するグラスフェッドビーフを育てています。
脂「サシ」の多さよりも赤身肉の美味しさや牛が出荷されるまでのストーリーに共感していただける方々にお愉しみいただきたいと考えております。